【デュエプレ】黒緑速攻 9弾ver.
8弾環境から注目を集め、9弾発売後の今もなおAll Divisionで環境の一角をなす黒緑速攻を紹介します。
目次
黒緑速攻とは
黒緑速攻は初期から玄人好みの速攻デッキとして存在していました。ただマスターに到達できるほどのデッキパワーはなく、Twitter等で目立った活躍が報告されるわけでもありませんでした。
しかし3月の「ロマネスクカップ」終盤に≪統率するレオパルド・ホーン≫を搭載した黒緑速攻がランキング上位に入り注目を集め、一気に環境デッキにのし上がりました。
この黒緑速攻がすごい点は2020年10月に出たDMPP-6「超獣の転生」に収録された≪レオパルド・ホーン≫がキーカードになっているところです。デッキの素材は10月の時点でそろっていたにも関わらず、ユーザーが開発し3月になって台頭したデッキなのです。
開発した人マジで天才です。嫉妬すら覚えます。
≪レオパルド・ホーン≫が搭載される前の黒緑速攻は以下の記事で紹介しています。こんな画期的な構築に気づかず「新しい速攻を考えたい」などとほざいてます。悔しい!
デッキレシピ
画像は筆者が2021年5月シーズン「スペル・デル・フィンカップ」で使用したレシピ。プラチナ4くらいから負けなしの9連勝でマスターに到達しました。
1マナクリーチャーが5種×4枚。≪ダンディ・ナスオ≫が実質1マナで出せるので、デッキの半分を超える24枚が1コストで出ます。
9弾収録の新カード
DMPP-9「武者聖戦伝」では新たに黒緑速攻の強化パーツともいえるカードが収録されました。
≪緊縛の影バインド・シャドウ≫
1マナ1000の闇クリーチャー。自身とほかの闇クリーチャーがタップインするデメリットがついています。
ただ黒緑速攻においてはこのデメリットはあまり気になりません。1ターン目から単騎出せて次のターン気にせず殴りにいける闇クリーチャーはいなかったので、デッキの初動が安定するようになりました。
≪無頼封魔アニマベルギス≫
2マナ1000の闇/自然のクリーチャー。バトルゾーンに出た時、味方クリーチャー1体のシールドブレイク数を増やします。1ターン目に≪バインド・シャドウ≫を出して2ターン目にこいつを出すことで、2ターン目からWブレイクをかますことができます。強すぎです。スピードアタッカーがいなかった黒緑速攻において出たターンに攻撃に干渉できるこのカードのおかげでデッキパワーとバリエーションが格段にアップしたと思います。
≪クリティカル・ブレード≫
2マナでパワーの制限なくブロッカーを破壊できるビートダウンの味方。筆者はデッキに入れていませんでしたが、継戦力を高めたい場合には入れてもいいと思います。≪レオパルド・ホーン≫のG・ゼロ発動の妨げになる可能性があるので入れる枚数は環境を見ながら調整する必要がありそうです。
隠れたキーカード
実は黒緑速攻を握ってから10戦ほどは勝率5分でした。
おいおい!負けなしでマスターいったのウソかよ!っと思った方、少々お待ちを。実はとあるカードの存在を忘れてランクマに潜っていたのです。
忘れていたのはコイツ
≪ヤット・パウル≫抜きのときは、勝率がほぼ5分だったのですが、すっかり存在を忘れていたことに気づき慌てて4枚積みしたとたん9連勝しました。
手札を増やす手段が乏しい黒緑速攻にとって、貴重なリソース補給カードになります。相手より早く盤面を展開し殴り切るのが基本プランなため、シールドが減るデメリットの影響が少ないです。
≪バインド・シャドウ≫→≪アニマベルギス≫の動きができるとき以外は、初手に引いた場合優先して2ターン目に出すことをおすすめします。
黒緑速攻は、今後低コストな闇と自然のクリーチャーが出るたびに強化を受けるデッキタイプなため、All Divisionではまだしばらく暴れそうです。